診療科・部門のご紹介(外科・消化器外科)

外科・消化器外科

安全かつ確実な手術を目指して

主に救急疾患も含めた消化器外科に対する診療を中心に、地域医療に貢献したいと考えております。
スタッフ全員による定期的なカンファレンスのもと、診療ガイドラインと個々の患者さまの病状・ニーズに照らし合わせ、診療方針を個別に選択していきます。 手術治療では、低侵襲で確実な手術を目標に、早期回復、早期退院を目指します。

最先端の手術機器を用いて消化器外科領域の手術に幅広く対応し、鏡視下の手術も積極的に取り入れていきます。その主なものとしては、鼠径ヘルニア・急性虫垂炎・胆石症といった身近な疾患のみならず、悪性疾患に対してもガイドラインに沿って積極的に対応していきます。
特に大腸癌に対しては、十分な経験を積んだスタッフによる安全・低侵襲かつ正確・高度な腹腔鏡下手術を目指していきます。
悪性疾患に対する治療としては、手術以外に化学療法や緩和ケアに対しても十分に習熟しており、あらゆる病状に対処していきます。
まだ立ち上がったばかりで実績もありませんが、これまで培ってきた経験と技術を中和地域の医療に役立てたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

手術室紹介

麻酔科専門医の常駐を含むスタッフ9名体制で運営しています。手術室は全部で4部屋あり、それぞれ64.3m2 ×1部屋、33.7m2×2部屋 38.3m2×1部屋と十分な広さを確保しています。
またクラス1000の手術室を1部屋完備しており、幅広い術式、疾患に対応しています。

腹腔鏡下手術に関して

傷が小さく、術後回復も早いということで、近年腹腔鏡手術は一般病院にも普及してきています。安全面での懸念を取りざたされることもありますが、大腸癌領域に関しては全国で2015年に施行された大腸癌症例に占める腹腔鏡下手術の比率は72%と報告されています。(内視鏡外科手術に関するアンケート調査 -第13回集計結果報告- 日本内視鏡外科学会雑誌2016年11月21巻6号より)

当院では術前にスタッフで十分に討議して腹腔鏡手術の適応を決定し、内視鏡外科技術認定医も常駐し、経験を積んだ医師が執刀します。また今回、オリンパス社製の最新鋭3D腹腔鏡システムを導入しました(『3D Imaging Solution』『LTF-190-10-3D』『WA50052A』)。3Dになることで、より確実で安全な腹腔鏡手術が施行可能と考えます。大腸癌、虫垂炎、胆石、胆嚢炎、ヘルニア、消化管穿孔など幅広い疾患に対して安全に腹腔鏡手術が可能です。

当科の特徴

1.安全かつ適切・確実な腹腔鏡下手術を施行します。特に大腸癌は得意分野です。
2.一般外科、消化管、肝胆膵と幅広い外科疾患に対応します。
3.消化器癌化学療法、緩和ケアにも対応します。
4.救急部とも連携し、緊急手術にも対応します。

【医師紹介】

・副院長 三上 慎一(みかみ しんいち)

日本外科学会専門医
日本消化器病学会指導医
消化器がん外科治療認定医
日本肝臓学会専門医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
及びがん治療認定医
インフェクションコントロールドクター

 

・副部長 猪井 治水 (いのい おさみ)

 

・医長 増田 剛(ますだ ごう)

 

・非常勤 西山 方規(にしかた まさき)

 

施設認定

一般社団法人 日本外科学会 外科専門医制度関連施設

指定番号 第290049号 指定期間 2024年1月1日―2024年12月31日

一般社団法人 National Clinical Database

第. 000673456840 号 登録年月日 2022年8月31日

スケジュール

令和7年4月診察一覧表

朝診 猪井 三上 増田 西山 猪井 三上
朝診(血管) 藤井

 

 

 

担当医師のご紹介

三上 慎一

副院長

日本外科学会専門医
日本消化器病学会指導医
消化器がん外科治療認定医
日本肝臓学会専門医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
及びがん治療認定医
インフェクションコントロールドクター

猪井 治水

副部長

増田 剛

医長

西方 方規

非常勤

藤井 弘通

非常勤

血管外科外来(土曜日朝診)