看護部の活動
更新日:2020.05.25
まだ5月というのに夏ではないかと感じる気温にビックリしている今日この頃です。
香芝生喜病院では令和2年1月1日より、4階東病棟『地域包括ケア病棟』がオープンし、4か月が経過しました。
地域包括ケア病棟とは、急性期治療を終了し、すぐに在宅・施設へ移行するには不安のある患者さまや在宅・施設療養中から緊急入院した患者さまに対して、在宅復帰に向けて診療・看護・リハビリを行うことを目的とした病棟です。
在宅復帰をスムーズに行うために「在宅復帰支援計画」に基づいて主治医・看護師・専従リハビリスタッフ・在宅復帰支援担当者(医療相談員)などが協力して、効率的に患者さまのリハビリや在宅復帰支援(相談・準備)を行っています。
入院期間は60日を限度にしていて、患者さまの状態及び在宅サービスが整い次第退院となります。
当病棟での取り組みとして、在宅復帰率70%以上を目指し、日々地域連携室との『報・連・相』を密に行っています。また、リハビリスタッフとのカンファレンスや退院支援会議、整形外科回診の実施、退院後患者さまがスムーズに生活ができるようにご家族さまや施設スタッフとの退院前合同カンファレンスを実施しています。
入院患者さまの多くは、高齢の患者さまが大半を占めています。認知症の患者さまもおり、定期的に認知症ケアカンファレンスを行っています。清潔ケア、トイレ誘導、歩行訓練等、出来るだけ家での生活に近づけるよう、家での生活に自信が持てるようにサポートさせて頂いています。
看護部理念でもある「いつも明るく前向きに、地域から信頼されるあたたかい看護を目指します」を忘れず、地域包括ケア病棟として安全で有意義な入院生活の援助、また退院がスムーズに行えるようスタッフ一同頑張って行きたいと思います。
教育について
更新日:2020.05.08
香芝生喜病院看護部は3年で一人前をスローガンに教育に取り組んでいます。
1年目手厚い教育・2年目、3年目と不安なまま業務を行い、インシデントや失敗につながったと言う退職理由を聞きます。
看護の業務はリスクと隣り合わせになっているからこそ、みんなで学べる環境を作っていきたいと思っています。
先日、3年目研修が開催されました。
今年度の目標は
①日勤・夜勤のリーダー業務が出来る
②患者の状態をアセスメントできる
③プリセプターとしての役割を理解できるとなっています。
メンバーの中には、今年度プリセプターするんです…〇月から先輩と一緒にリーダーさせてもらいます…等色んな意見が聞かれました。
…しかし、みんな共通して、苦手なことや未修得な項目に関して
『機会があれば…』『出来るなら…』など言っていました。
しかし、これからは自分で研修に行くなど、自ら考えて学んでいくことが必要です。
※これに関しては研修中もみんなに笑顔で強く…助言しました(-_-)/
みんなの事をみて学んでいく後輩がいます。みんなの事をみて看護師っていいなと思ってくれる患者さんもいます。
…そして残念ながら…反対の事も、あります。
だから、みんなで頑張っていきましょう!!
3年目研修は、年4回実施され、また院内必須研修も3個あります。
学びのある環境にあることを感謝し、みんなでステップアップしていきましょう。